中国語教材販売ショップ ←当ショップは2015年5月末をもちまして閉店致しましたm(__)m
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幼児・こどもへの英語教育が、ますます盛んになっている昨今。
しかし、英語だけでよいのでしょうか?
そしてどのような語学教育が、本当にこどもにとってよいものなのでしょうか?
ここでは幼児・こども向けの中国語教材、学校、学習方法などについて考えてみたいと思います。
お子さんに中国語を教えたい、自分も学びたい、将来中国に行く、両親のどちらかが中国人だ、これからは中国の時代だから…などなど、学びたい理由はさまざまでしょう。
さあ、ご一緒にこども向け中国語について考えてみましょう!
人口13億人を誇り、アジアで急成長を遂げる中国。日本とは古来より「一衣帯水」の国として知られるお隣の国です。
ビジネスシーンでも中国語を使う機会が多くなり、多くのビジネスマンたちが必死になって中国語学習に励んでいます。そして60万人といわれる在日中国人子弟たちも、自分の祖国の言葉を覚えるために四苦八苦している様子。
そこで私たちは思いました。こどものうちから、中国語に親しむことはできないだろうか、と。そしてもっとこども向けの、よい教材、よい学校、よい学習法はないものか?こんな疑問に答えるべく、様々な関連情報をお届けして参ります!
なかなか外国語が聞き取れない理由
外国語学習のもっとも難しい点は、なんといっても外国語の「聞き取り」にあります。特に日本人は聞き取りに苦労している人が多いと思います。
外国語をマスターするには、その外国語が聞き取れれば話すことも容易になるはずなのです。しかし、日本人にとって聞き取りはなかなか容易なことではありません。なぜ、日本人には容易ではないかというと、その大きな理由に言語の持つ「周波数」の違いがあげられます。
言語にはそれぞれ特有の周波数帯をもっています。
日本語 125〜1500ヘルツ
中国語 500〜3000ヘルツ
米語 1000〜4000ヘルツ
英語 2000〜12000ヘルツ
フランス語 1000〜2000ヘルツ
ロシア語 125〜8000ヘルツ
日本人が日本語を聞き取れるのはなぜでしょうか。それは日本語の環境のなかで毎日日本語を聞いているので、日本語の周波数に耳が慣れているからです。もっと言ってしまうと、日本語しか聞けない耳になってしまっています。
日本語の周波数は125〜1500ヘルツですから、他の言語とは周波数帯が違います。日本語環境で育った人が英語を聞き取れないのは当然なのです。じゃあ英語として聞こえてくる音はなんなの?周波数が違うのなら何にも聞こえないのでは?と思いますよね。もちろん、音は聞こえています。しかし、言語としては聞こえていないのです。
脳の中に言語を意識する部分(言語野)がありますが、日本語環境で育った人の脳では英語はその言語野で処理されず、その他の音として別の部分で処理されてしまうのです。だから日本語の音のようには聞き取れないのです。
さて、人はそもそも生まれながらにして、すべての言語の周波数を認識できるような脳になっています。つまりすべての言語を聞きとれる耳を持って生まれてくるのです。(意味がわかるということではないですよ。)それが生後2歳ごろまでに耳にする言語環境によって、聞き取れる言語周波数域が決まってしまい、その言語周波数以外は聞き取れなくなってしまいます。もう少し詳しく言うと、脳にはそれぞれの周波数を認識する細胞があるのですが、2歳ごろまでにその細胞を使ってあげないと、使われない細胞は徐々に死滅してしまうのです。
ですから、幼児のうちから多言語のニュースや読み聞かせCDを流しっぱなしにして言語環境を作ってあげることは、将来の語学習得に対してとても有効なことなのです。
一度死滅してしまった細胞はもう元にはもどりません。
では、日本語環境で育った大人はどうすればいいのでしょう。死滅してしまった細胞が元に戻らない以上、いくら練習しても無駄なのでしょうか。
いえ、決して無駄ではありません。
確かに、死滅してしまった細胞が復活することはありませんが、聞き取りの訓練を重ねることで別の回路が脳に出来上がるのです。繰り返しの訓練が刺激になってニューロンと呼ばれる神経細胞が結ばれ、新たなネットワークを形成していきます。このネットワークが死滅してしまった聞き取りの細胞の代替として機能するのです。
ですから外国語、特に日本語よりも高い周波数域の言語を、何度も何度も繰り返し聞くことが必要です。脳のネットワークを作るのはすぐには作られませんから、長時間、忍耐して繰り返しの訓練が必要なのです。
幼児のうちから外国語の音の環境を与えてあげることは、語学習得にとってとても有効なことなのです!
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